2024年4月に「改訂版錦江湾奥干潟の生き物図鑑」が発行されました。
なぎさミュージアムで販売しておりますので、ぜひお手に取ってご覧ください。
2022年4月から2023年12月までに、鹿児島県の錦江湾奥(鹿児島湾奥)の干潟と周辺の湿地で生物調査をおこない、確認した生物を掲載しています。
鳥類34種、魚類88種、節足動物(甲殻類)72種、軟体動物40種、環形動物19種、その他の無脊椎動物9種の計262種です。
鳥類は確認した鳥たちのうち一部の紹介ですが、魚類、甲殻類等につきましては、確認した生物をほぼ網羅していますので、錦江湾奥の干潟の生物相を知るにはとっておきの1冊となっています。
干潟についての解説は、鹿児島大学名誉教授の佐藤正典先生にご監修頂きました。
図鑑部分の編集者は、
鳥類・軟体動物・環形動物・その他の無脊椎動物は田島 奏一朗さん(元くすの木自然館スタッフ、現在はクレインパーク出水の学芸員)、
魚類は鹿児島大学総合研究博物館 教授の本村浩之先生、
節足動物(甲殻類)は鹿児島大学大学院農学研究科2年の是枝伶旺さんです。
すばらしい専門家の皆様や鹿児島大学の学生さん、鹿児島県漁業協同組合錦海支所の皆様や干潟の調査員など、多くの方々のご協力のおかげでこの本を発行することができました。
また、表紙のすてきなイラストを描いてくださったのは柴ひかりさんです。
コガネチワラスボやムギワラムシ、クロツラヘラサギ、アマモなど、錦江湾奥の干潟の生き物たちをリアルに魅力的に描いてくださいました。
この本をガイドブックとして、錦江湾奥の干潟に親しんでいただければ嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
販売価格:1冊 2,420円(税込み)
発行:特定非営利活動法人くすの木自然館