錦江湾の自然

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錦江湾奥部は、我が国随一の海域カルデラ景観を有する姶良カルデラからなり、平成24年3月16日に周辺のカルデラ壁や錦江湾を眺望する展望地とともに、新たに霧島錦江湾国立公園に指定されました。

日本で唯一の生態系がここにある

重富海岸で見ることのできる生物

ミサゴ ハクセンシオマネキ ムギワラムシ
ミサゴ
時期:通年
お腹が白いタカの仲間。魚を捕まえるために海に飛び込みます。
ハクセンシオマネキ
時期:4月~11月
白い扇で潮を招くようなダンスをするので、漢字にすると白扇潮招。
ムギワラムシ
時期:通年
巣の一部がストローのように干潟に出ています。大半を巣の中で過ごします。

 

オサガニ カワセミ マメコブシ
オサガニ
時期:5月~10月
広い砂の干潟にしか生息できません。あまり出会えない珍しいカニです。
カワセミ
時期:通年
青い宝石のように美しい鳥です。水辺で見かけることができます。
マメコブシガニ
時期:3月~11月
干潟に出ると最初に目につく丸いカニ。前後左右斜め、どの方向にも歩けます。

 

クルマエビ-稚エビ チュウシャクシギ ウミニナ
クルマエビ(稚エビ)
時期:2月~8月
子供の時は干潟で育ちます。春~夏に潮だまりで泳いでいる姿が見られます。
チュウシャクシギ
時期:3月~5月 9月~11月
春と秋に干潟に立ち寄る珍しいシギです。ホイッスルのようなよく響く声で鳴きます。
ウミニナ
時期:3月~12月
重富干潟にたくさんいるマキガイ。皆で同じ方向を向いていることが多いです。

 

クロツラヘラサギ
クロツラヘラサギ
時期:10月~5月
世界で2700羽(2014年調査)程度しかいない希少な鳥。ヘラのようなくちばしがポイントです。

 

火山地形の国立公園

重富海岸の見所2012年3月16日、「霧島屋久国立公園」は、「霧島錦江湾国立公園」と「屋久島国立公園」に分割されました。
屋久島は、世界自然遺産にも登録された『島しょの生態系』の国立公園。
霧島錦江湾は、『火山地形』の国立公園です。重富海岸の見所

霧島にある大小20以上の火山群、現在も休むことなく活発な活動を続ける活火山桜島、さらに海中にも火山があります。
霧島錦江湾国立公園には、火山活動の足跡が刻まれている大地と海が広がります。新しく国立公園に加わった『姶良カルデラ』は、当時の巨大噴火のすさまじさを現代に伝える大変貴重な場所です。

霧島錦江湾国立公園の沿革

1934年 3月16日
(昭和9年)
霧島国立公園として瀬戸内海国立公園・雲仙国立公園と共に日本で最初の国立公園に指定される
1955年 9月 1日
(昭和30年)
錦江湾国定公園に指定される
1964年 3月16日
(昭和39年)
錦江湾国定公園及び屋久島地域が編入され、霧島屋久国立公園となる
2009年 5月
(平成21年)
海域公園地区制度を盛り込んだ改正自然公園法が可決
従来のサンゴ礁や海藻から成る海中林等の優れた海中景観だけでなく、干潟や海鳥の生息地である岩礁を含む海域などが保全の対象となる
2010年 3月
(平成22年)
九州地方環境事務所が「霧島屋久国立公園 錦江湾地域 戦略的運営プログラム」を策定
2010年11月13日
(平成22年)
環境大臣より国立公園拡大・分割案構想が表明される
2011年12月22日
(平成23年)
姶良カルデラを加えた霧島錦江湾国立公園と屋久島国立公園に分割する計画が決定
2012年 3月16日
(平成24年)
霧島錦江湾国立公園・屋久島国立公園が誕生